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ストップ高、ストップ安とは

株式市場では、突発的なニュースなどを受け、株価が大きく値上がりすることや、反対に大きく値下がりすることがあります。しかし、どんな好材料や悪材料が発表されたとしても、あるいはどんな投機的な動きが見られたとしても、株価の1日の変動幅は証券取引所によって制限されており、それを越えて株価が暴騰することも、暴落することもありません。この制限幅の上限まで株価が上昇することをストップ高、下限まで値下がりすることをストップ安といいます。

では、どうしてこのような制限が設けられているのでしょうか。投資家保護のためというのがその理由のようです。証券取引所では、「大幅な需給の偏向や過当投機などによって市場価格が変動したりすると、投資者に投資判断を誤らせ、不測の損害を与えるおそれがある」と考えており、そのために、各銘柄の変動幅を、前日の終値を基準として上下一定の範囲に制限しているのです。これを「値幅制限」といいます。例えば、株価が1000円以上1500円未満の銘柄の場合、その値幅制限は前日の終値から上下200円となっています。1500円以上2000円未満の株価であれは、上下300円です。上限まで株価が上昇すればストップ高となり、その日にどんなに買い注文が殺到していても、株価はこれ以上は値上がりしませんし、どんなに売りが殺到しても、株価は値幅制限の下限を超えて暴落することはありません。

ニュースのインパクトの大きさにもよりますが、ストップ高やストップ安は、数日続くことが多く見られます。しかし、3日連続して、(1)売買が成立せず、(2)ストップ高または、ストップ安となった銘柄については、翌営業日からは制限値幅が2倍に拡大されます。そうすることで、売買の成立を促そうというわけです。ただし、制限値幅が2倍に拡大されても、その後にストップ高以外の値段で売買が成立すると、翌営業日からは通常の値幅に戻されます。制限値幅が拡大される場合には、東京証券取引所のサイトで公表されますから、ストップ高・ストップ安銘柄を売買するときにはチェックしてみましょう。

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