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未公開株の取引

未公開株に関連する詐欺事件が多発しています。2006年前半には、大塚化学ホールディングスという会社の未公開株売買を巡る詐欺事件で、証券業の登録を受けずに未公開株を販売していた経営コンサルタント会社の社長などが証券取引法違反容疑で逮捕されました。また、上場予定のない未公開株を上場されるなどとうそをつき高値で販売した会社社長らが、証券取引法違反などの疑いで逮捕されるという事件も発生しました。

こういった未公開株に絡む詐欺事件は、枚挙に暇がありません。しかし、未公開株を勧誘できるのは、その未公開株の発行会社と登録を受けた証券会社だけです。したがって、その他の会社が勧誘している場合は詐欺と疑ってかかるべきです。また、登録を受けた証券会社でも、勧誘できる未公開株はグリーンシート銘柄だけです。グリーンシートというのは、日本証券業協会が、非上場企業の株式を売買するために設立した制度のことで、2006年6月3日現在、未公開株90銘柄がこのグリーンシート銘柄として指定され、売買されています。この場合でも、取り扱い証券会社は銘柄により異なります。詳しくはグリーンシートのホームページで確認しましょう。

未公開株に関心がある場合は、グリーンシートを利用する、その他の未公開株の勧誘には乗らないというのが原則です。グリーンシート銘柄を購入する場合でも、未公開株は儲かるというのは幻想でしかなく、全てのグリーンシート銘柄の上場が保証されているわけでもありません。たとえ将来上場したとしても利益が約束されているものでもありません。未公開株はリスクの高い投資であることを念頭に慎重に検討することが大切です。 (updated 2006/8/1)

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