ドルコスト平均法とは
市場が上昇傾向にあるまたは下落傾向にあるにかかわらず、1ヶ月ごとのように定期的に一定金額の投資を行う戦略のことです。例えば、毎月5日にABC日本株式ファンドという投資信託を10,000円分購入してゆくという方法です。これにより投資信託の基準価額が低い時にはより多くの口数の投資信託を購入でき、基準価額が高い時は少なくなるため、投資家は平均購入コストを下げることができます。つまり、ドルコスト平均法は、一度に全ての投資を行なうのではなく、一定金額ずつ積み増してゆくことで、時間の分散を図り、購入コストを下げるというリスク低減の方法なのです。
ドルコスト平均法は、投資信託の購入時だけでなく、様々な投資で利用されています。例えば、株式の積み立て購入「るいとう」が代表的な例です。また、導入が拡大している確定拠出年金は、毎月一定の金額で投資信託や預金商品など予め選択した金融商品を購入する仕組みですから、まさにドルコスト平均を活用した年金資金の積み立て方法です。更に、金購入の「純金積立」も、ドルコストを利用しています。
一般に、投資をしていると、上昇相場が続いている中で一時的に価格が下落した場合などに、機動的に買い付けを行うことを「押し目買い」といいますが、ドルコスト平均法を活用した投資は、このように相場の変動を機敏に捉えるような順応性は持ち合わせていません。あくまでも、相場の変動に振り回されることなく、こつこつと積み立てを行いたいという人に向いた投資方法なのです。
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