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中間決算はここをチェック

いよいよ11月。決算発表の季節到来です。日本では、9月に中間決算を迎える企業が大半なので、それがまとまるこの時期に中間決算の発表が集中します。景気回復の芽が見え始めたという話がちらほら聞こえる中、実際に企業の業績が回復に転じているかが明らかになります。

実際の中間決算発表会は、証券会社や機関投資家のアナリスト、マスコミなどを集めて行われます。彼らはプロですので、発表される財務諸表の隅々の数字まで、厳しい目でチェックしますが、もちろん個人投資家でも、公表される財務諸表(決算短信)をチェックすることは充分可能です。決算短信は東京証券取引所のホームーページなどで公開されています。

最初にチェックするのは、決算短信の最初のページ。売り上げ、営業利益、経常利益、純利益の実績及び前期比が記載されています。これらの数字が昨年と比較して伸びているのか、そして、企業が公表していた予測数字やアナリストが見込んでいた数字よりよいのかどうかをチェックします。株価は予想数字を既に織り込み済みですから、実際に中間決算で発表された数字が、予想数字を上回っているか、下回ったかが株価の動きに影響を与えます。

次に、もう少し深いところの数字をチェックしましょう。株式市場が注目するのは、ROE、PER、PBRといった投資指標です。ROE(Return On Equity)は、株主資本利益率といって、株主資本を企業が有効に活用して利益をあげているかを示す数字です。ROEが高ければ、将来の収益成長が期待できることになります。そして、それが株価の上昇や配当の増加といった形で株主へのメリットとして反映されることが期待できます。ROEは1株当たり純利益を1株当たり株主資本で除して求めます。PERは株価収益率のことです。現在の株価が企業が発表した1株当たり純利益の何倍になっているかを示す指標です。PERが高いということは、株価が割高である、あるいは実際の利益水準に対して、将来に対する期待が大きいということを意味します。反対に、PERが低ければ株価が割安であると解釈されます。ただ、何か特別なマイナス理由があって株価が低く放置されている場合もありますので、注意が必要です。PBRは株価純資産倍率です。株価と1株当たりの株主資本の比率を示します。仮に企業が解散したときに残る資産が1株当たりいくらかになるかという数字です。これが1倍に近いほど株価は割安ということになります。

これら以外にも、売上高営業利益率、経常利益率、配当性向、配当利回りなどなど、様々な数字が投資指標として利用されています。

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