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ブックビルディング方式ってなに?

ブックビルディングとは、新規公開する企業の株式の公募価格を決定する方法の一つです。ブックビルディング方式では、新規公開する企業は、まず機関投資家や主幹事証券などと相談し、仮条件と呼ばれる公募・売出価格帯を決定・発表します。投資家は、仮目論見書などを読み、対象企業の業績や財務内容等を十分理解した上で、この仮条件の範囲内で自分が支払ってもよいと考える価格で、購入希望株数を証券会社に申告します。これをブックビルディングに参加する、あるいは需要申告を行うと言います。

ブックビルディングが締め切られると、申告状況に従って実際の公募・売出価格が決定されます。ここで決定された価格以上でブックビルディングに参加していた投資家を対象として、抽選が行われ、各投資家への株式の割り当てが決定されます。抽選の結果、当選または補欠となった場合には、当選した株数の範囲内で、購入の申込を行うことが可能となります。

ブックビルディングに参加するには、募集を取り扱う証券会社に取引口座を保有していることが必要です。また、あらかじめ取引口座に、需要申告相当額以上の前受金を入金しておく必要があります。

ブックビルディングのメリットとしては、新規上場株の株価は、上場直後に募集価格を大幅に上回ることが多いことが挙げられます。例えば、最近上場したカブドットコム証券の場合、仮条件は300,000円以上360,000円で、公募価格は360,000円に決定されましたが、上場初日の終値は602,000円でした。したがって、ブックビルディングに参加して、当選した投資家は、わずか1日で大幅な値上がり益を獲得することが可能でした。ただし、中には上場後の株価が公募価格を下回ることもありますから、ブックビルディングに参加すれば必ず儲かるというものではありません。

ブックビルディングのデメリットとしては、新規公開する企業は新興企業など創業間もない企業や規模の小さい企業が多く、株価の評価が難しいことや上場後の株価が上下に大きく変動し易いことが挙げられます。(updated 2005/4/17)

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