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アナリストの種類

最近ではテレビにも度々登場するようになった「アナリスト」。この「アナリスト」とは、投資のために、株式や債券、あるいは経済や市場全体について調査・分析・評価を行なう専門職のことです。株式の調査や分析を行うアナリストを証券アナリスト、債券等の信用調査を行なうアナリストをクレジット(信用)アナリスト、投資信託の評価を行う人をファンド・アナリストと呼びます。

証券アナリストは一般に証券会社や運用会社の調査部に所属しています。企業の財務状態の分析、関係する業界の動向調査、競合状態など、投資対象となる企業を多角的に調査し、個別の企業の業績を予想します。米国では有名なアナリストが企業の業績予想を変更すると、それが株価に即座に影響を与えることもあります。また、決算発表の時期になると、発表された結果をアナリストがどう評価するかが注目を集めます。

一方、クレジットアナリストは企業の支払い能力や発行した債券の信用分析を行ないます。彼らは証券会社、銀行、保険会社など様々な金融機関に所属しています。また、債券の信用リスクの評価を行う専門の会社もあり、これらは格付機関と呼ばれています。

また、最近では投資信託の評価を行う人をファンド・アナリストと呼んでいます。ファンド・アナリストはモーニングスター社やスタンダード・アンド・プアーズ・ファンド・サービス社などの投資信託の評価会社において、個別ファンドの評価を行っています。

このようなアナリストが用いる代表的な分析手法に定性分析と定量分析があります。定性分析は、例えば、株式の場合であれば、業績動向を予想したり、ファンド・マネージャーが実際に企業を訪問しインタビューを行なうことで、経営者の能力や事業の将来性を判断したり、新規事業における参入障壁の大きさ、競合などを総合的に評価するものです。一方、定量分析は、コンピューターを利用して企業の業績、財務諸表、成長性などに関する膨大な数値を計量的に分析する手法です。後者を駆使するアナリストをクオンツ・アナリストと呼びます。一方で、これらの手法とは異なり、過去の株価と市場での取引の出来高のみを利用して将来の株価を分析・予測する手法をテクニカル分析といいますが、この手法に特化したアナリストをテクニカル・アナリストと呼びます。

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