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増やす編

国債

Q.郵便局でも国債が買えるのですね?

A.ええ、郵便局で扱っている国債は、大別すると「利付国債」と「割引国債」の2種類があります。割引国債は5年ものだけですが、利付国債は10年ものの「長期国債」と2年、3年、4年、6年ものの「中期国債」とがあります。

Q.利付国債というのはどのようなものですか?

A.利付国債は、比較的通常の預貯金の仕組みに近く、クーポンレートという表面利率に応じて、年2回利子を受け取ることができます(国債に付いているクーポンを郵便局の窓口に持参する)。非課税枠の利用者以外は、この利子から20%の源泉分離課税が差し引かれます。

Q.では、割引国債とはどのようなものですか?

A.割引国債は、額面よりも低い価格で発行され、満期時には額面価格で小閑されるという仕組みの金融商品です。この差額部分が利子に相当します。通常の預貯金が利子に対して20%の源泉分離課税が課されるのに対して、18%で済み、実質利回りに換算するととても有利な場合があります。

Q.いつ発行されますか?

A.長期国債は原則として毎月発行されますが、中期国債の発行は不定期ですから、その期間の国債が買いたいと思ったら、郵便局に行くときに気をつけて掲示を見るようにするか、局員さんに頼んでおくとよいでしょう。割引国債は原則として奇数日に発行されます。それぞれの国債の発行価格や利率は、発行された月や銘柄によって異なりますが、どの国債も最低購入価格は「額面5万円単位」で、最高500万円まで購入することができます。なお、どの国債も「債券」ですから、売却の歳には額面価格の1万分の3に当たる有価証券取引税がかかります。

Q.その他に国債購入のメリットはありますか?

A.国債を担保に貸付も受けられます。額面の80%以内(割引国債は60%以内)で、一人最高200万円まで。期間は1年間(償還日までが一年未満の場合は償還日まで)。貸付利率は金利情勢に従って変化します。返済は貸付期間以内に一回または二回に分けることができます。

国債複合商品

Q.国債複合商品とはどんなものですか?

A.国債と他の金融商品を組み合わせた商品です。郵便局以外でも、国債を販売している金融機関では、様々な国債複合商品を販売しています。例えば、証券会社では国債と公社債投信を組み合わせたハイパックなどがあり、銀行には国債+期日指定定期貯金の国債定期口座があります。ただ、商品として廃止してしまったところもあります。

Q.具体的に郵便局の国債複合商品はどんなものですか?

A.国債と定額貯金、国債とニュー定期(元利金自動継続タイプに限る)を組み合わせた商品があり、年2回支払われる国債の利子を受け取らずに、組み合わせ商品にして大きく増やそうという仕組みになっています。ベースとなる国債は、額面10万円以上の中期国債か長期国債で、保護預かりのものに限ります。

組み合わせる貯金によって、いろいろなケースが考えられますが、たとえば10年ものの長期国債に定額貯金をセットすれば、最長10年の国債定額貯金が作れます。定額貯金とニュー定期の利率を比較しながらどの組合せが一番有利になるか考える必要があります。