投資情報館HOME
預貯金とローン
ファンド
保険
株式
外国為替
経済
林康史のMarket&Market

資料請求




投信資料館

HOME > 海外投資 > トピックス > 外貨投資や外貨建て商品投資の心得

外貨投資や外貨建て商品投資の心得

外貨預金、外国債券、外国籍投信、海外投資型の投資信託など、外貨建ての金融商品や海外に投資する金融商品への関心が強いようです。これを支えている要因のひとつは長引く国内の超低金利政策ですが、対ドルやユーロ、あるいは対オーストラリアドルでの円安傾向もその人気を支えているようです。とはいえ、外貨建ての投資には国内投資にはない為替リスクやカントリーリスクなどが伴います。

為替リスクは、外貨建てでの株式や公社債の価格に変化がなくても、外国為替レートが変動することによって、円に換算したときの投資金額に影響が出ることをいいます。最近のような円安・外貨高は為替差益を生み出してくれますから、現地通貨建ての資産価値の上昇に加え、為替差益によるメリットも期待できます。しかし、外国為替相場は動きが激しく、プロと言われる人たちでも予想するのが非常に難しい市場です。円安傾向だからと言って、外貨建て商品に投資しても、あっという間に外国為替相場が反転してしまって、為替差損が現地通貨建ての運用益を吹き飛ばしてしまうこともあります。更には、現地通貨建ての運用益以上の為替差損が生じてしまうこともあります。

カントリーリスクは、その投資先の国の政治・経済・社会状況の不安定化や混乱などによって、投資を回収することが困難になる、また、その影響によって、投資した商品の価格が変動することによって損失を被るリスクを指します。これは、特に発展途上国に投資する際に大きなリスクです。これまでも、アジア通貨危機、ロシア危機などにより、多くの投資家がカントリーリスクによる損失を被ってきています。

高いリターンが期待できる点では、外貨建て投資は魅力的ですが、その分高いリスクが伴うことを十分認識した上で投資することが大切です。海外には投資してみたいけど、為替リスクはあまりとりたくない場合には、例えば、海外の市場に投資する投資信託の中には、為替ヘッジを付けて為替リスクを軽減する措置が講じられているものもありますので、そういうものを利用してみるのもよいでしょう。

(uodated 2005/8/13)