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債券ファンドのリスクについてグローバル・ソブリン・オープンの純資産総額がついに2兆円を突破したこともあり、毎月分配型の債券ファンドに注目が集まっています。そこで、今回は債券ファンドのリスクについて考えてみたいと思います。 一般に、債券に投資するファンドは、株式に投資するファンドよりもリスクは低い傾向にあります。しかし、これはあくまでも一般論に過ぎず、同じ債券ファンドといってもリスクはファンドによりかなり異なります。これは、投資する債券の種類や組入比率がファンドにより異なるためです。債券には先進国の短期国債のように安全性の高いものから、新興企業や新興諸国の国債のように信用度が低い企業や国の発行するハイ・イールド債券と呼ばれるリスクの高いものまで、実に様々なものがあります。 多種多様の債券が存在していますが、そういう債券を組み合わせて保有している債券ファンドのリスク特性を決めるのは、主に組み入れる債券の「信用度」と「平均残存期間」です。海外の債券に投資するファンドの場合には、為替リスクも伴います。 信用度というのは、債券を発行した企業や団体による債務履行の可能性のことです。債券を発行した企業等が、約束通りに利払いと元本の返済を約束した期日に実行する能力があるかどうかを示すものです。この信用度は「格付け」として、専門の格付機関から発表されています。信用度が高いほど格付けは高く、信用度が低いほど格付けが低くなります。信用度が低いということは、リスクが高いということです。債券ファンドの多くは、ファンド全体の平均格付を公表していますので、必ずチェックしましょう。 平均残存期間というのは、ファンドが保有している債券の満期(償還)までの長さの平均のことです。4.5年や3.5年などように、年数で表示されます。平均残存期間は、金利の変化がファンドにどう影響するかを知るための目途となります。債券の価格は金利と反対方向に変化します。金利が上昇すれば、債券の価格は下落し、金利が低下すれば、債券の価格は上昇しますが、一般に、平均残存期間が長いファンドの方が、金利の変化の影響を強く受けます。つまり、平均残存期間が長いファンドの方が、金利リスクが高いということです。 個別のファンドの信用度と平均残存期間についての情報は、目論見書の運用方針などに記載されています。為替ヘッジについての情報も運用方針の中に記載されています。債券ファンドに投資する際には、目論見書をきちんと読み、どんなリスクを持つ債券に投資するファンドであるかをきちんと理解することが大切です。
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