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「ライフサイクルファンド」って何だろう?

最近注目されている投資信託に「ライフサイクルファンド」と呼ばれるものがあります。

ライフサイクルファンドは、ライフサイクルモデルという資産選択モデルが基本となっていますが、決して難解なモデルというわけではありません。投資家にとって望ましい資産構成は、その人の年代によってかなり影響を受ける、というのがライフサイクルモデルの基本的な考え方です。

例えば、20代や30代は仕事があり、収入も今後増加することが見込まれるので、資産運用においてより大きなリスクがとれる。これは、現時点で金融資産がそれほどなくても、将来期待できる収入増加が大きく、運用に失敗しても、その失敗を将来の収入で補えると考えられるからです。一方、60代で定年退職をまじかに控えている世代では、とれるリスクは小さくなると考えます。これは、将来に見込める収入が小さくなるため、資産運用の失敗を補える余裕が小さくなるためです。

このような考え方を基本としたライフサイクルファンドには大きく2種類が存在しています。一つは、異なる資産配分のファンドを複数提供するタイプです。例えば、より大きなリスクを取れる層に対して、株式70%、債券30%で運用するファンド、あまりリスクの取れない層に対しては、株式30%、債券50%、その中間の層に対しては株式50%、債券50%で運用するファンドを用意し、投資家が年齢の変化(とれるリスクの変化)に応じて、ファンドを乗り換えるものです。一方、償還時点を退職時などに合わせたファンドがあります。償還が20年後、30年後、40年後などとなっており、投資家は自分に合った期間を選択するというものです。