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HOME > 外国為替 > 外国為替の基礎知識 > 通貨オプションとは何だろう 34 通貨オプションとは何だろう◆ 通貨を売買する権利が通貨オプション。買う権利をコール、売る権利をプットと呼ぶ。 ◆ オプション利用の具体例 プレミアムの算出については専門書に任せるとして、ここでは、具体的な利用方法について1つ例をあげます(下記参照)。 ある輸出メーカーが米国に輸出しているとします。いま、契約が決まったということで先渡しで為替予約をすれば、その輸出メーカーは将来の損益を確定することができます。 しかし、たとえば、大きなプロジェクトの入札などで、入札結果が3ヶ月後にしかわからないとすればどうでしょう。そして、その入札結果発表から半年後、つまり現時点から9ヶ月後に入金があるとします。そうするとこの輸出メーカーは、今は為替の予約ができません。 というのは、ドル売り予約をしたあと、ドルが上がってしまったのに落札できず、そのプロジェクトが契約にいたらなかったとすると、ドルが上がってしまっているため、下で売ったドルを清算しないといけません。 すなわち、そこでプロジェクトに落札できなかったにもかかわらず損が発生します。しかも、その損がいくらかは事前にはわかりません。もちろん、ドルが下がっていれば買い戻して益になりますが、それは結果論で、メーカーが望んだビジネスではありません。 そのときに有効なのが、3ヶ月後に期日が来るドルプットのオプションを買うという方法です。そうするとプレミアムを支払うことになりますが、この金額はあらかじめ明らかで、経営判断できるわけですから、これは入札のコストと考えられます。 受注できなかった場合、ドルが3ヶ月後に上がってしまったときは権利を行使しなければよく、下がってしまったときには権利を行使して利喰ってしまえば益を手にすることができるわけです。 受注できた場合は、ドルが下がっていても、オプションを行使し、スワップをくっつけて、さらに6ヶ月先に期日を変更することで為替レートをほぼ当初の予定通りに確定することができます。受注時にスポット・レートが行使価格より高ければ、オプションを行使せず、市場で改めて6ヶ月のフォワード・レートをとればよいのです。当初予定より有利なレートが出来あがったことになります。 この一連の流れは逆にいうと、企業として目指す採算がとれる9ヶ月後のレートを想定し逆算して、行使価格を決めるとよいということになります。 はじめに9ヶ月先のドルプットのオプションを買ってもよいのですが、オプションはタイム・バリュー(オプションの期日までの価値)が重要で、期日が長いとプレミアムが高くつくので、前述のような方法が一般的です。 他にも通貨オプションはいろいろな使い道があるのですが、ここでは簡単な例をあげるに留めておきます。 オプション利用具体例@
オプション利用具体例A
受注したケース A時点← 3ヶ月 → B時点 ← 6ヶ月 → C時点 オプション フォワード オプション 注)スワップ・レートはA、Bの時点で同じとした。
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