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26 フォワード・レートはどのように決まるのだろう◆ 基本的に、先渡し相場は銀行間市場で決まる直物相場と金利によって決まる 先渡し相場はどのように決まるのでしょうか。基本的には銀行間市場で決まる直物相場と金利によります。たとえば、直物ではなく先渡しで決済するということを考えてみましょう。 A銀行が1ドルを売ります。B銀行がその対価として145円を支払います。つまり、Aが1ドルをBに渡し、BがAに145円を渡すという取引がスポットのベースでなされたとします。2営業日後にそれを受け渡しする必要があります。これは直物相場です。 ここで1年後にAとBが受け渡しをするということを考えてみます。 今、仮にドルには5パーセントの金利がつくとします。今の1ドルは1年後には1ドル5セントの価値があることになります。一方、円の金利を1パーセントとすると、今の145円の価値は1年後には146円45銭(145円×1.01=146.45円)の価値があるということになります。1年後に1ドルと145円を交換したのではバランスが取れません。合理的には1ドル5セントと146円45銭とを交換しなければならないということです。 今の例でいうと、直物で2営業日後に受け渡しする場合は1ドルと145円を交換することになりますが、それが1年後であれば1ドルを受け取るのに(145×1.01)÷(1ドル×1.05)=139円48銭を渡すことになります。1ドルを渡すほうは139円48銭を受け取るわけです。細かくは円金利・ドル金利にも借りるレートと貸すレートがありますから、もっと詳細な計算が必要になってきます。 これが先渡し(フォワード)レートです。一般的に、円金利よりも高い金利の通貨A(このケースでいうとドル)の先渡しレートは直物よりも安く、つまり円高になります。これを通貨Aがディスカウントであるといいま。逆に円の金利の方が高い場合、その通貨Aの先渡しレートは直物よりも高く、つまり円安になります。このことを通貨Bはプレミアムという言い方をします。
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