18 外国為替市場をもっと詳しく見てみよう
◆外国為替市場では、24時間ほとんど常に、どこかの国で取引が行われている
東京には東京外国語為替市場がありますが、世界各地にも外国為替市場はあります。
一般に3大外国為替市場としてロンドン、ニューヨーク、東京があげられますが、最近では東京の地位の低下がいわれています。 他にも、市場が開く順番で説明すると、ニュージーランドのウエリントン市場、シドニー、東京それから香港が開いてシンガポールが開きます。
そのうちにバーレーン、ヨーロッパ大陸のフランクフルト、パリといった市場が開いてロンドン、ニューヨーク市場が開きます。ロサンゼルス、サンフランシスコでも取引があり、ここにも市場があるます。 これらの市場は、独立して成立しているのではありません。
実は、東京市場でポジションをカバーしきれないディーラーは、香港、シンガポール、あるいはシドニーのディーラーを呼んで自分たちにポジションをカバーすることもあります。 つまり、外国為替市場は株式市場などとは違い、ごく限られた銘柄が全世界で上場されている市場といえます。
米国の株式市場と日本の株式市場が同じドルやマルク、円というものを上場していると考えるとわかりやすいかもしれません。 したがって、たとえば、カナダのトロントや米国のシカゴ、サンフランシスコ、ロサンゼルスのディーラーはニューヨークの取引時間に合わせて取引するということが効率的になります。 その時間帯で最も影響力のある市場の影響下に、周辺の市場が入ってしまうのです。
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