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14  外国為替市場はどこにあるのだろう

◆外国為替市場は目に見える形では存在しない。取引は情報通信機器や電話で行う

ときどき、「外国為替市場を見たい」という人がいます。卸売市場や生鮮市場は、そこに行けば魚や野菜の売買を見ることができますが、外国為替市場は見ることができません。なぜなら、外国為替市場というのは、見に見える形でどこかに存在するというものではないからです。

外国為替市場は、以前はテレフォン・マーケットと呼ばれていて、電話のやり取りで取引をしていました。しかし、最近では、通信端末を使用するといった、電子的な通信ネットワークを使って取引をするようになりました。

つまり、外国為替市場は急速にテレフォン・マーケットではなくなったのですが、基本的なしくみはテレフォン・マーケットと同じです。どこかにプロが集まって1ヶ所で売買しているということではないのです。

テレビなどの資料映像として映し出される、電話を何本も抱え、丸くなって座って何か札見たいなものをやり取りしているところを外国為替市場と勘違いしている人も多いのですが、これは、為替ブローカーの社内であって取引場ではありません。だからといって、電話のケーブルを資料映像として放送するわけにもいかないでしょうが。

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