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景気循環

2005年9月22日に政府が発表した9月の月例経済報告によると、「景気は企業部門と家計部門がともに改善し、緩やかに回復している」ということです。1年前の月例経済報告では、「景気は、堅調に回復している」、更にもう1年前は、「景気は、持ち直しに向けた動きがみられる」というものでした。

このように、景気はよい時もあれば、悪い時もあるわけですが、景気のよい時(拡張)と悪い時(後退)が交互に繰り返されることを景気循環と呼びます。どこが景気の谷(底)で、どこが景気の山(ピーク)かという判断には政府の発表する景気動向指数が用いられます。

景気の谷から景気が回復し始めることで拡張期が始まり、やがては景気の山に達し、そこから景気は後退期に入り、再び谷に達します。この谷から谷までを一つの循環としてとらえます。昭和26年から現在まで、このような景気循環が13回繰り返されてきて、現在は第14循環の途中にあります。

前回の第13循環を詳しくみると次の表のようになります。第13循環は平成11年1月の谷から始まりました。ここから拡張期が22カ月継続し、平成12年11月に山を迎えた後に後退期に入り、平成14年1月に再び谷を迎えています。

景 気 基 準 日 付

 
期間
(参考)四半期基準日付
拡張
後退
全循環
第13循環 平成11年1月 平成12年11月 平成14年1月 22カ月 14カ月 36カ月 平成12年
10〜12月
平成14年
1〜3月

(資料:内閣府)

拡張と後退の期間は、長い場合もあれば、短い場合もあります。過去において最も長かった拡張期は昭和40年10月に始まった「いざなぎ景気」と呼ばれた時期で、約57カ月間続きました。一方、最も長かった景気後退期は昭和55年に始まった第二次石油危機後の不況で、約36ケ月続きました。