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『ジニ係数』
所得格差が拡大しているというニュースがマスコミを賑わしています。この時、その証として示されるのがジニ係数。このジニ係数とは何なのでしょうか。
ジニ係数は、世帯の所得格差を示す数値で、0に近い値ほど格差が小さく,1に近いほど格差が大きい社会ということになります。日本では、総務省が5年に1回実施する全国消費実態調査の中でジニ係数を発表しています。年間収入の世帯間格差をジニ係数で見ると平成元年0.293、平成6年0.297、平成11年0.301、そして直近の平成16年が0.308なので、この数字だけ見ると、所得格差は毎回拡大していることになります。
では、この0.308はどういう意味なのかについては意見が分かれるところのようですが、一般的には目安として、0.2〜0.3は通常の所得配分が見られる社会、0.3〜0.4は少し格差がある社会、0.4〜0.5は格差がきつい社会、0.5以上は格差が大きく、何らかの是正が必要となる水準と言われています。
海外のジニ係数を見ると、OECD(経済開発協力機構)の統計では、米国0.357、英国0.326、オーストラリア0.305、カナダ0.301、日本0.314(いずれも2000年のデータ)で、OECDの平均は0.310です。したがって、日本はOECD加盟国の平均程度の格差社会であり、上昇傾向にあるということについては注意深く見守ってゆく必要はありそうなものの、早急な是正が必要な格差社会ともいえないようです。(updated 2007-2-12)


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